水師営の別館

Twitterで呟ききれなかったことや最近気になったことを書くブログです。

女性アイドルの恋愛問題

AKB48岡田奈々の熱愛発覚

女性アイドルグループAKB48岡田奈々さん(25)が舞台俳優との熱愛が発覚しました。事の経緯はネット記事を見ていただければ分かるのでここでは割愛します。私は具体的なこれまでの言動やグループでの立ち位置は存じ上げておりませんが、調べると過去に男性との交際が発覚したメンバーを批判したり、グループ内での「風紀委員長」を自称していたようです。

 

とにかくまあ過去の言動がブーメランになって返ってきて絶賛炎上中なわけですが、本人は責任を取ってグループを卒業するようです。その声明にもまた不用意な言葉が含まれており、火に油を注ぐかのように批判が殺到しています。やることなすこと裏目に出るのはしょうがないような気がしますが、これまでのキャリアを捨てて愛に生きるのも長い人生の中で考えると正解なのかもしれません。

 

女性アイドルと恋愛の関係

おそらく非アイドルオタクの人は「アイドルは恋愛禁止」というのはルールだと思ってるかもしれません。しかしこれは半分正解で半分誤りでしょう。事務所との契約において恋愛禁止は書かれていないというのが定説です。しかしスキャンダルは起こさないよう責任ある言動を取るように戒められてるのが現状でしょう。つまり恋愛禁止は不文律の一つなのです。もちろん広い意味ではルールなんですが、どこまで彼女らを規制するかは曖昧なのが実態です。

 

女性アイドルにとって恋愛禁止は自分たちの持つ清廉性や偶像性、より極端な言葉で言うと処女性を担保するものであり、それゆえに人気や名声がもたらされます。さらにそれは高年収が保障されることにもつながります。人気、名声、高年収を得る代わりに犠牲とするのが恋愛なのでこの2つは不可分の関係でしょう。特にガチ恋オタクは誰のものでもない(もしかしたら自分のものになるかもしれない)から愛情を抱くのであり応援するわけです。

 

他人の女に金と気持ちを注ぐ男はいない

もちろん恋愛禁止が明文化されたルールでは以上、別にイケメンやジャニーズと交際してもいいわけです。仮に文春砲が炸裂しても居直れる権利もあるわけです。しかしそんな女性アイドルは果たして持続的な熱狂と喝采を得られるのでしょうか?応援してもどうせ家に帰ったらイケメンとよろしくやってる女にお金と気持ちと時間を費やせる男がいるなら名乗り出てほしいです。

 

支持されないアイドルグループは当然テレビや雑誌の露出度は下がりますし、CDも売れません。握手会やミーグリ、ライブの売上にも影響するでしょう。そうなれば人気はもちろん周りの大人たちからチヤホヤされる栄誉も、20代の女性が到底得られるはずのない年収も失うわけです。恋愛解禁でイケメンと仲良しこよしのグループに未来はないのが現実であり、やれるものならやってみろというのが私の立場です。

 

48系、46系に付加価値は見いだせない

ここまで言いましたが、唯一恋愛解禁をしてもなお人気を持続させたいならグループに「付加価値」をつけることしかないと思います。例えば韓国のK-POPアイドルのようなダンス、歌唱力、ブランド力を彼女らが身につけたなら恋愛解禁をしても押し切れると思います。しかし私はAKBや乃木坂といった大所帯アイドルグループにそれは無理だと思っています。

 

まず第一にグループの成り立ちがそういう付加価値を期待して発足してないからです。冒頭で申し上げたように彼女らに期待されてるものは処女性でしかなく、顧客であるオタクもそれを楽しんでるわけなので相互に備わってないものに商機を見出すのは狂気の沙汰でしかありません。第二にグループが村社会での支持しかないからです。非ドルオタからの認知度や人気に落差があるのが現状の実力ですし、どこまでいっても「井の中の蛙大海を知らず」でしかない彼女らを大海原に放り出す勝算はないでしょう。

 

彼女らが唯一救われる道を考えてみた

現実的に考えて、応援されない、褒められない、稼げない仕事に未来がないのは明白でありそういう仕事は早晩廃れるでしょう。その計り知れないリスクを覚悟の上で恋愛解禁するならしてもいいと思います。(たぶん無理だけど)しかし恋愛をしたい、好きな人と一緒にいたいというのは人間の根本的な欲求の表れであり否定できません。そこで私が思ったのはアイドルグループには15歳くらいで加入させて25歳で卒業させるということです。

 

要するに恋愛したい気持ちや性欲が確立してないときに青田買いをして約10年働いてもらって、女性としてまだ若いうちに辞めてもらう。こうすればスキャンダルも起きず、若くて美人の女の子たちの人生やキャリアの保障どちらも両立できると思います。(女性の初婚年齢が29.6歳であり、第一子出産年齢が30.9歳なので25歳での卒業は十分早いと思うけどどうかな)

 

事実上の定年を設けることで若くて美人の女の子に熱中することが宿命のオタクの要求を満たし、アイドルとしての限界が見えたら早期退職させるしどうしてもアイドルがやりたい人気メンバーには定年延長させるなど、そういう人事制度は案外機能するんじゃないかと思います。女性アイドルの恋愛問題はその存在意義や商売手法にも関わるので、一時の快楽や色恋と長期的な成功や利益のどちらを優先するかアイドルの皆さんにはよく考えてもらいたいです。

どうしよう?公募にチャレンジすべきか

国民民主党からの公募の告知

国民民主党の玉木代表から春の統一地方選挙にむけて公募を始めますとのツイートを目にしました。東京都連と香川県連で募集を始めたようで被選挙権を持つという資格さえあれば誰でも名乗り出られるというものでした。特に香川なら私の地元で実家があるし、地縁も多少生きるのではないかと思いました。高校生の頃から政治家に興味を持っていてなりたいと思っていた矢先に、自分の支持政党で公募の告知が出たので応募だけでもしてみようかなという気持ちになりました。


僕がチャレンジをためらう懸念

しかし本当に名乗り出ていいのかと躊躇している自分もいます。それは私が無職であるからです。一般的に政治家は政治家の秘書や業界団体、労働組合の役員から転身したり、タレントや弁護士、経営者など落ちても食い扶持のある人が立候補するのが一般的です。失うものはありませんが残念ながら無職には社会的信用力がありません。社会経験も乏しい男が議場で何を言っても説得力もないように思えます。無職という異質な経歴を国民民主党は不問に付すのでしょうか?


そして最大の懸念事項は私が精神疾患で3年仕事から離れていることです。お陰様で体調は回復し減薬も進んでいますがうつ病になる前の自分になったとは思っていません。夜に精神の体調を少し崩して抗不安薬を飲みますし、睡眠薬を飲まないと夜は眠れません。政治家は気力体力知力が問われる仕事だと思います。土日も政務公務があるでしょうしストレスのかかる仕事でしょう。好きだからという理由だけでやれるとは断言できません。


それでも政治家が魅力的だと思う理由

2つ懸念事項を挙げましたがそれでも政治家になりたいと思う理由はあります。それは愛する郷土の進歩や発展に貢献することができるということです。例えば私は少子化対策が重要だと思っていますが、若い人の所得を上げるために減税や給付を行うこと、教育費圧縮のためにおむつのサブスク制度導入やランドセルの譲渡会の設置、故郷で就職すれば奨学金返済軽減の制度導入など未来につなげる政策が少し思い浮かびました。目に見える形で改革につながり、よりよい生活の保障につながるならやりがいのある仕事だと思いませんか。


そして2つ目はこれは俗物的な考えですが、やはりお給料がいいということです。地元の市議会議員の給料は月額608,000円、県議会議員は月額800,000円で期末手当も含めると前者は約980万円、後者は1300万円くらいは貰えそうです。個人的にはポイ活や投資の収入もあるのでもうちょっと増えそうだとは思っていますが20代後半でこれだけ貰える人はそういないんじゃないのかなと思います。もちろん政治活動、選挙活動のために出ていくお金も多くて思ったより貯蓄できないかもしれませんがやはりお金は魅力的です。


このまま障害者雇用になってもきっと幸せになれない

私は現在、就労移行支援という障害のある人が訓練を受けて社会復帰を目指すという施設に通っています。ちょうどこの間、正式利用に向けて区から受給者証というものが発行されました。公募のニュースを知る前までは障害者雇用を原則に事務職で勤務できればなと思っていました。しかし障害者雇用は賃金が低く、酷いところは昇給も賞与もなく最低賃金で働かされるところがあるという情報を目にします。私はフルタイムで事務職を希望してますがそれでもよくて年収330万円くらいからのスタートだと思っています。


障害年金(私の障害の程度なら年間約60万円)も確実に貰えるとは限らないし、投資の種銭も満足に増やせないとなると副収入でのカバーもそれほど期待できません。こんな低年収では恋愛も結婚もできませんし、老後も不安です。周囲の健常者からの差別もあるだろうし最近はネガティブな情報ばかりなのでなるべく調べないようにしています。楽しくもない障害者雇用人生を始めるくらいなら無職のうちに好きなものにチャレンジ、それも書類選考のための書類提出くらいならしてもいいのかなと思っています。


最後に…中の人はこんな人

自慢ではありませんが高校は県内2番手の学校でしたし、大学もみんなが知ってるところに進学しました。興味のある分野は少子化問題、外交・安全保障、エネルギー政策、憲法改正、インフラ整備です。特に今回の地方議員の公募で言えば少子化や教育、インフラ整備について関心があります。身長も高いので頑張って痩せたら多少は若さと爽やかさを演出できるのではないかと思っています。恥ずかしがり屋でもありませんし人の懐に入っていくことは苦手ではありません。


賀喜遥香ちゃんへの愛はあります!
遥香に生き遥香に死す遥香愛を実践しています
もし万が一立候補できたらはるちゃんガチ恋政治活動家が誕生しますし、当選したらはるちゃんガチ恋政治家の誕生です。遥香に見合う男になることが僕の目標なので公募へのチャレンジに前向きに検討します。

日本を取り戻す戦いは終わらない

安倍元総理の死

7月8日、僕は精神科を受診しにクリニックへ向かっている途中だった。何気なくTwitterを見たとき日本社会では信じられない文字を見てしまった。「安倍さんが銃撃されたらしい」と。臨時ニュースはネットをテレビを駆け巡り心肺停止という情報を目にしたとき僕は恐ろしい気持ちになった。きっと安倍さんのことだから死の淵から還ってきて健在ぶりを見せてくれるだろう、そんな祈りは叶わぬまま夕方、死亡が確認された。67年の生涯だった。


私は安倍元総理を高校生の時、街頭演説で一度見ただけで日本のリーダーということ以上に関わりはなかった。しかし心の中にふつふつと生まれてくる喪失感と犯人に対する怒りでいっぱいになった。そして元々は長野選挙区の応援演説に行く予定が変更され奈良に移動してしまった偶然のいたずらに悔しさを感じた。あれから数日経って我々は受け入れがたい現実に直面している。日本の明日を切り拓き、世界を牽引する稀代のリーダーを失ってしまったのだ。


日本の外交・安全保障を切り拓いた安倍元総理

民主党政権で日本の外交・安全保障は危機的な状況に陥ってしまった。日米同盟は冷え込み、我が国のリーダーはルーピー(頭がおかしい)と軽蔑され緊密な連携が図れなくなった。また尖閣諸島中国漁船衝突事件が起こり中国の領土的野望に対処できないまま力に屈してしまった。韓国には李明博大統領に竹島訪問を許し日本はまさに内憂外患の状態になったのだ。そこに失意の日々から復帰した安倍晋三自民党総裁に就任し解散総選挙自民党は歴史的大勝を2012年12月果たした。


まず取り組んだのは日米同盟の強化である。2013年2月米国オバマ大統領と首脳会談を行い安全保障の強化を誓った。それから安倍内閣は安全保障の立て直しに奔走した。国家安全保障会議を設置し日本の安全保障政策の長期的戦略策定のために国家安全保障戦略閣議決定した。中国が着々と軍拡に走り、北朝鮮は核開発を行う厳しい安全保障環境の中で打ち出されたのが「積極的平和主義」である。これは我が国が憲法に生き憲法に死す空想的平和主義から脱する画期的な理念であった。これは貫くべき日本の立場だろう。


さらに日本の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものを「特定秘密」として指定し、取扱者の適性評価の実施や漏えいした場合の罰則などを定めた「特定秘密保護法」を2014年成立させた。日米の防衛協力に資する情報保全について定め、我が国の情報管理体制を強化した。この時、左派政党・メディアから強い批判にさらされた。しかし強い信念を持ち日本の情報管理に一石を投じたこの法律は国家国民の安全に貢献していると強く信じるものだ。


平和安全法制の制定で新時代の安全保障を切り拓く

積極的平和主義の旗の下、日本が世界の平和と我が国の平和を維持するために「平和安全法制」を2015年9月成立させた。これは集団的自衛権の行使を禁止する政府見解を修正し、部分的な集団的自衛権を許容した安全保障政策の大転換である。日本に対する武力攻撃、又は日本と密接な関係にある国に対して武力攻撃がなされ、かつ、それによって「日本国民」に明白な危険があり、集団的自衛権行使以外に方法がなく、必要最小限度の実力行使に留まる場合(これらを自衛の措置としての武力の行使の「新三要件」という)に集団的自衛権が導かれるとした。


我々は中国の脅威、北朝鮮の脅威、ロシアの脅威に直面し厳しい安全保障環境の中に置かれている。切れ目のない安全保障政策を整備し、日本の抑止力を高めたこの法整備はまさに日本に対する攻撃あるいはその可能性を未然に摘み、日本自身が「すきまの無い態勢を構築する」、また日本の防衛に不可欠な日米安保体制を強化することを目指すものだった。そして日本と国際社会の協力を高め、一層の貢献を行うことも目的になっているのだ。国の守りは国家という民族共同体の維持と繁栄に欠かせない精神であり政策である。混乱する世界の趨勢の中で我が国が我が国であり続けるために成立させた意義は大きい。


自由で開かれたインド太平洋で世界と協調する

2016年8月に当時の安倍晋三総理が提唱した日本政府の外交方針が「自由で開かれたインド太平洋」である。これは①法の支配、航行の自由、自由貿易等の普及・定着②経済的繁栄の追求(連結性,EPA/FTAや投資協定を含む経済連携の強化)③平和と安定の確保(海上法執行能力の構築,人道支援・災害救援等)を原則とした考えである。これは日本が国際的外交の中心プレイヤーとして地域の平和と安定のために描いた画期的ビジョンであった。


普遍的かつ平和的理念はやがて同盟国の指導者からも支持され2017年11月、当時のドナルド・トランプ米大統領はアジアを歴訪し、ベトナムで行った演説で「自由で開かれたインド太平洋」と言明した。地理的に中国に対抗するだけでなく、魅力的な価値観を掲げて中国の権威主義や国家統制主義モデルにも対抗しようとした外交方針は今や民主主義国家の共通する外交方針となった。日米豪印はインド太平洋の指導的地位を持ち、国際政治の大局と道義的な高みを追求する国家である。国の大小にかかわらず、全ての国に恩恵をもたらす平和と繁栄を我々で目指し、中国が力によって小国を圧迫して国益の追求を行うことがないよう牽制する狙いがあるのは言うまでもない。


憲法改正を果たし安倍元総理の遺志に報いよ

安倍元総理がライフワークとして目指していたのが憲法改正である。我が国の基本法となる憲法が制定されて70年以上が経つ。世界は変わり、日本も変わった。日本国憲法は戦後の民主化と国民の権利擁護に果たした役割が大きいが、時代の変化に適応できてない問題点も散見される。特に憲法9条は我が国の平和と国民の生命と財産を守る点において欠陥だらけではないだろうか。武力行使を行い世界有数の「軍隊」である自衛隊を明記し民主的統制と正統性を証明することは不可欠だ。


どのような形で自衛隊自衛権を明記するかは改憲に前向きな4政党の中でも議論が分かれる。改憲の本丸は憲法9条であるが、そろそろ議論を本格化させ一定のコンセンサスを得るべきである。我々の手で新時代にふさわしい新憲法を制定すべきである。これが凶弾に倒れた安倍元総理に報いる唯一の道であり、故人が目指した日本の平和と世界の安定に寄与する我らの道である。中国は尖閣、台湾に対する野望を隠さない。かつて安倍元総理は「台湾有事は日本有事」と言った。まさにその通りであり、日本の生命線を守るために行動できる憲法改正を実現すべきだ。防衛費増と憲法改正は残された我々に課せられた使命だ。

国民民主党の選挙結果について

参議院選挙終わる

7月10日投開票が行われた参議院選挙で私が応援していた国民民主党は改選7議席から2議席減の当選5議席となりました。大分県選挙区の足立信也議員と比例区の矢田わか子議員を当選させることができませんでした。特に矢田議員の落選は手痛いもので少子化対策子育て支援に対し手厚い政策を訴えてきた方でした。党としてその方針が揺らぐことはないでしょうが第一線で活躍された議員が国会から去ることは痛恨の極みです。


また矢田議員の落選により参議院での電機連合の組織内候補がゼロになってしまいました。基幹労連とJAMは組織内候補を当選させるため立憲民主党への鞍替えを行い今回当選した例もあるので、残ったメンバーで電機連合とコミュニケーションを図り引き続き支援してくれるようにお願いしてほしいものです。一方、当選者は選挙区で2、比例区で3となり、事前の議席予想では比例が2だったところを3にして約316万票を集めました。


前回より比例票を伸ばした国民民主党

比例区で集めた316万票は昨年行われた総選挙で獲得した259万票から約2割伸ばし健闘を見せました。特に10代、20代での支持が高く、未来に投資を呼びかけた玉木代表のアピールのおかげだったかと思います。しかし旧国民民主党で戦った2019年の参院選で獲得した348万票には届いてないのでまだまだ努力しなければならないでしょう。


さらに民間産別4候補全員を当選させたかったら比例区では400万票以上の集票が必要であり今のままでは力が及んでいないと言わざるを得ません。これを打破するためには10代から30代の若者世代との交流を増やし投票に行ってくれる有権者に育てること、民間労組との綿密な連携を図り見捨てられないようにすること、大都市を中心に積極的な候補者擁立を行い宣伝力をアップさせることが必要だと思います。


国民本位、政策本位で信念を貫け

参議院選挙自体には負けましたがこれで落ち込み野合的な連携に回帰するのではなく、結党以来貫いてきた「対決より解決」「改革中道」「政策先導型政党」の基本理念で議論を進めてもらいたいと思います。少しずつではありますが国民の中にも自民党では物足りない、なんか違うと思う層が国民民主党支持に移っています。彼らのかすかな期待を形にするためにもブレてはいけないと思います。


政策実現のために時に自民党公明党の与党の中に入ってまで政策協議を行ったことには一抹の不安も私にはありました。しかしガソリン価格の値下げが実現しており部分的にではありますが言ったことを守っていると評価します。参院選後は「給料が上がる経済」に向けて積極財政と人への投資に力を入れてほしいものです。また安全保障政策、エネルギー政策、憲法改正についても重大な局面を迎えることが予想されます。自民党を引っ叩くような議論の主導を願うものです。


未来につなげよ!頑張れ!国民民主党

非改選の5議席と合わせ国民民主党は10議席になります。無所属議員と会派を組み13議席くらいにはなるでしょうが、この精鋭たちで次の選挙までにしっかり政策提言と世論の喚起を行ってほしいです。特に国家の基本政策となる外交・安全保障とエネルギーについて現実的で意味のある主張を期待します。防衛費増額のために何に重点を置くべきか、自由で開かれたインド太平洋の構築に向けて何をすべきか、エネルギー不足に原発再稼働を勇気を持って言えるかなどを期待します。


また若者に支持されているという点で未来は明るいです。だからこそ数年先に解党とならないように団結心を持って党運営にあたり小さな集団で路線対立とならないように玉木代表と榛葉幹事長と大塚代表代行で協力を続けてほしいです。来年には統一地方選挙もあります。地元での活動が国政での躍進のきっかけにもなるので候補者発掘と積極的な擁立を求めたいです。厳しい戦いは続きますが全員で盛り上げていきましょう!

もしも○○電力に入社していたら

仕事をしていない時期が3年経過

私は2019年の5月末から会社を休み今は無職になっています。途中二度復職を試みるも失敗し、休職期間満了で復帰するも度重なる過剰な叱責により恐怖を覚えてしまいそのまま退職することとなりました。休職前の環境は長時間労働、業務過多、上司の支援がない、派遣社員への指導など私には厳しいものばかりで、肉体的にも精神的にも不調をきたし今も服薬は欠かすことができません。


まともな仕事は過去3年間したことがなくこれは同世代の男女に比べて大きなハンデになっています。新卒から数年たった今の時期はまさに仕事を覚え、経験を重ね、資格も取っていく成長期です。その期間を自宅で療養しながら休んでいたのは大きな差を生んでいると実感しています。私が障害者雇用を選ぶことにしたのはこのキャリアの空白と経験不足と強い叱責に耐えられないからです。


障害者雇用で諦めるかもしれないもの

簡単に言えば自分に自信がないから「障害者雇用」という配慮に期待して就労しようとしているわけです。しかしこの道を選んだら得られるものもありますが、諦めるかもしれないものも多いだろうなと思います。その筆頭格は「経済的豊かさ」です。障害者雇用という括りになると基本給や時給がガクンと減ってしまいます。配慮の代償が理由らしいです。フルタイムで働いて年収200万円という求人も普通にあります。


私は避けますが賞与や昇給、退職金なしの企業もあるようです。日々の頑張りや経験値の向上が一切評価されない職場に行かないようにします。次に諦めるかもしれないものは「恋愛や結婚」です。精神障害者と知られるとどうしても敬遠したくなる気持ちは私も分かります。余程理解のある人じゃないと私は透明な存在になるのでしょう。また結婚も一番目の理由も相まって低所得で非正規雇用なら誰も気にかけてくれないと思います。特に日本の男性は経済力が問われるのでそこを提供できないことは覚悟しています。

それでも3年、5年働いた実績が欲しい

一人で生活できるだけの給料や福利厚生があるところを見つけてよりホワイトな職場で働くことで、障害者雇用で諦めるかもしれないものの確率を低くしていくことしか私には道がないと思います。趣味や投資にお金は使いたいですし、家庭を築くには残された時間も少ないので次の就職先は大事になってきます。まずは一年二か月しか働けなかった過去を克服するために、3年〜5年安定して働くことを実現したいです。


新卒同様経験がない、疲れやすい、焦燥感に苦しめられる、叱責にトラウマを感じている、不平不満を口にできないなど私の働くスキルや病状、性格などを考慮すると障害者雇用の中からベストな企業を見つけるしかないと思っています。残業、転勤、出張、営業などは体調悪化の原因なので理想としては慎ましく事務職をこなすことができればと思っています。自信がついたらまたそのときに転職を考えればいいのでまずは自力をつけることを優先します。


ネットの暗い声は励ましになりません(笑)

障害者雇用の不平不満でよく挙がるのが給料の問題です。数年働いてるのに昇給がないとか、健常者並に働かされているのに給料は障害者とか、自分よりも働かない人が私の倍以上給料を貰っているとかお金にまつわる問題をよく目にします。障害年金は必ずしも貰えるとは限らない、実家を頼ることもできない個人が増えていく中で障害者雇用の給料の少なさは大きな問題となっています。


ネットの搾取されているような状況はこれから障害者雇用で働くことを目指している私にとっては暗い気持ちになります。頑張っても報われない仕事、生活ができない仕事、趣味や娯楽が楽しめない仕事は正直苦痛です。精神障害者だから恋愛や結婚も諦めなきゃなと薄っすら感じていますが、それもできない、一人での生活も危うい仕事になるかもしれないという恐怖があります。どうか障害者雇用のリアルを知るためにも幸せに過ごせている声も聞ければと思っています。