水師営の別館

Twitterで呟ききれなかったことや最近気になったことを書くブログです。

コラム(労働)

【陣風賦】R1.12.10「旅行、そして賞与」

「キャンプがしたい」その一言から始まった構想はロッジを借りて、キャンプ用品を使ってみる旅行になった。持ってくるべきだった道具や調味料、次回のキャンプ本番に向けての反省点など収穫の多い一泊二日であった。高原を眺め、眼下に広がる景色と遠くに連…

【陣風賦】H30.9.22「押し付け土産と私」

「これ配っといてね」この言葉を職場で言われるたびに私の心は虚無感に覆われる。そう職場での押し付け土産だ。私は拒否する術もなく無感情のまま「◯◯さんからのお土産です」と機械的に配り、土産の入った箱を解体して捨てるのである。平成も終わる今日この…

【陣風賦】H30.9.15「就活ルールの廃止論」

先日、経団連の中西会長が2021年大学卒業からの「就活ルール」の廃止を提案した。中西会長はあくまでも個人の意見としたが、財界トップから発せられたこの言葉は政界、大学、その他財界関係者を巻き込むものとなった。大学3年3月に説明会解禁、同4年6月…

【陣風賦】H30.7.13「若手社員と飲み会」

先日、Twitterにて「あなたは職場の飲み会は好きですか?」というアンケートを行った。その結果、3分の2近くが「嫌い」と回答した。何かと気を使う役割を負わされる若い世代がフォロワーに多いことを反映した数字であろう。この数字から分かるように「職場…

【陣風賦】H30.6.30

「働き方は人並みで十分」と考える新入社員が6割超という調査結果が公表された。そこそこ働きそこそこ稼ぎ、しっかり休みたいという気持ちの現れだと思うと当然の回答であろう。労働を取り巻く環境にシビアな目を向ける20代らしい考えだ。 ▼私も約3か月間…

【陣風賦】H30.6.3

中曽根康弘元首相が先月27日に100歳の誕生日を迎えた。首相経験者で100歳を迎えるのは、終戦直後に就任した東久邇宮稔彦王以来2人目だ。政界引退後も生涯現役をモットーに、旺盛な活動を続ける「大勲位」の姿はまさに「人生100年時代」のあり方を考えさせら…

【陣風賦】H30.5.30 「やりがいのリスク」

社会現象にもなった人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の中でヒロインが述べた「やりがい搾取」は昨今の日本が抱える問題を指摘する言葉ではないだろうか。 ▼東京五輪を2年後に控え、五輪ボランティアについて検討が行われた。募集案があまりにも「ブラ…