水師営の別館

Twitterで呟ききれなかったことや最近気になったことを書くブログです。あと早期リタイアを夢見て入社1年目から少しずつ準備しています。

【陣風賦】H30.7.13「若手社員と飲み会」

先日、Twitterにて「あなたは職場の飲み会は好きですか?」というアンケートを行った。その結果、3分の2近くが「嫌い」と回答した。何かと気を使う役割を負わされる若い世代がフォロワーに多いことを反映した数字であろう。この数字から分かるように「職場の飲み会」は若者にとって望まれない行事なのだ。


▼なぜ職場の飲み会は若者から敬遠されるのか、これは「精神的、時間的、経済的苦痛」が重なるからだろう。お酌を強いられる、取り分けを強いられるという苦痛、終業後のプライベートな時間が削られるという苦痛、楽しくもない飲み食いにお金を払うという苦痛などまさに三重苦の環境である。


▼「ゆとり世代」と批判するのは簡単なことだ。しかし社会情勢も雇用を取り巻く環境も変化した。価値観も非常に多様化している。その中で平成も終わろうとする時代に、旧態依然とした縦社会を基軸とする世界観の因習が支持されるとは到底信じられないのだ。


▼給仕係でも、介護職員でも、水商売のお姉ちゃんでもない、食事くらい自分でやるべきだ。日々の感謝があるなら食事を通した会話で十分ではないだろうか。そうした陋習、過剰な気配りの連鎖が忖度を生み、閉鎖的な職場環境を生むのではないだろうか。


▼そもそも若い世代は会社や職場に深い思い入れがない。年功序列や終身雇用が絶対なものと信じていない。仕事人間、職場こそが居場所という人生設計にも否定的だ。あくまで生活の糧を得るための手段としか認識していないのだから、関心の薄いおじさん相手に過剰な気配りをすることは、コスパの悪い、無駄な行動と捉えるのも当然のことである。


▼私情が今回のコラムでは強く入ってしまったが、同じように不満を覚える同世代の同志は多いはずだ。そして中堅社員から「新人はかくあるべき」と教え込まれた人もいるはずだ。しかし私は読者の皆さんに望みたい。どうかあなたにはこの中堅社員が行う「指導」を繰り返さないでほしい。自分がされて嫌だったことを下に押しつけないでほしい。一人ひとりがこの悪習に立ち向かう「防波堤」として存在することを心から願う。