水師営の別館

Twitterで呟ききれなかったことや最近気になったことを書くブログです。

20代からの早期リタイア計画「何歳で辞めるか?」

私にとっての「仕事」とは

働き始めて半年が過ぎました。まだ半年程度しか経っていませんが、早期リタイアしたいという気持ちばかり高まりました。今年で勤続30年以上となる父からはなんとか頑張ってほしいと言われていますが、父のように働き続けることは十中八九叶わないでしょう。時代の違い、それに伴う仕事の密度の違い、そして性格や価値観の違いなどからして無理だろうと思っています。


また、今後も独り身であると想定すると誰かのために頑張ろうという気持ちはありません。仮に所帯を持ったとしても、一家の大黒柱として定年まで働くことは望みませんし、共働きで早期リタイアできる経済状況を認めてもらいたいと思っています。しかしそれを認める女性はそういないでしょうし、仕事で疲弊したまま家事に子育ての毎日はツラいなと思うのでやはり独身のままでしょう。


失うものが多そう

こう言ってると「甘え」とか「社会人とは」と憤慨する人もいるでしょう。しかしそこまで耐え忍ぶほど価値があるとは思っていませんし、そう言えば言うほど「やっぱり辛いし状況は悪化するだけなんだ」と確信してしまいます。必死に耐えてきた、耐えることにしたという選択を取ることは個人の自由ですが、その過程で、これまで持っていた価値観を捨てると思うと私は恐ろしく感じます。


価値観を捨てる中で、自分が大事にしてきた信念や趣味、友人関係まで捨てて単なる職場の一員になってしまえば人間疎外に他なりません。自分の思い通りにいかないことは人生の中でもちろんありますが、その積み重ねで自分の心が折れてしまえば、私が私でなくなるように感じてなりません。私は私のままでいたい、そう思うと早期リタイアは選択肢として十分アリかなと結論づいたのです。


45歳前後にはなんとか卒業したい

長い前置きとなりましたが、いよいよ本題です。いつ早期リタイアを実現させるか。実現可能性をはっきりさせておかないといけないですし、赤貧のなか毎日を生きるような早期リタイア生活は望んでおりません。私は45歳前後、43歳~48歳で辞めようかと思っています。これ以上早めると経済的にきついし、これ以上遅めると体力的に衰えてしまうからです。


40代中盤でのリタイア達成のために5000万円の貯金を目標にしています。これくらいあれば20年間働かなくとも生きていける目途が立ちますし、故郷の実家に移り住めば老後の住宅費も負担減になると想定しています。もちろんこれは完全に貯金だけでの目標額なので、投資を始めて利益を挙げられれば計画の前倒しやより余裕のあるリタイア生活を過ごすことができると考えています。


年金は65歳で貰えないと困る

しかしその前提として、その年齢に応じた健康を保つ責任が私にはあります。リタイア生活後も心身の健康には十分気をつけたいと思いますが、もう一点前提とするところがあります。それは65歳には年金が支給されるということです。なるべく今の支給水準を維持してもらいたいですし、支給開始年齢の引き延ばしなんて論外です。


ただでさえ今の支給水準で貰えるかどうか怪しい気持ちのまま毎月給料から社会保険料が控除されています。それでもサラリーマン時代には厚生年金を無職の間は国民年金+付加保険料をきっちり納めれば毎月13万円支給されると「ねんきんネット」では予想されています。これが70歳や75歳にならないよう政治には強く求めたいところです。


年金を当てにしていないとはいえ、生活資金のベースロードとなる額は確保できていないと待っているのは「死ぬまで労働」です。自己防衛の策を練っていないと、今の若い世代は本当に死ぬまで労働を強いられる不幸な世代になるに違いありません。そうならないためにも何をすべきか、何ができるか、私自身の考えや参考になった情報を発信していければと思っています。