水師営の別館

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わたし、うつで休職します「休職中の旅行」

2020年も休職は続く

年が明け早くも1か月が経とうとしています。今もなお、休職中の身であり家での静養に努めています。腰痛や腹痛、体のしびれといった身体的症状はなくなっています。一方で寝付きがいまだに悪く意欲にも波があり、まだまだ本調子とはいかない状態です。


そんな中、私の意欲に火をつけてくれるのが友人からの誘いです。引きこもりがな私が用事を作り、外界との交流を保ってくれる機会となります。その中で一番大きなイベントが旅行となります。休職中の旅行について私の思うところを今回は書くことにします。


休職中に旅行に行ってもいいの?

会社を病気で休んでいることから休職中に旅行に行くことはいかがなものかと考える人もいます。しかし薬を服用し、体調の変化に対応できる行程なら、気分をリフレッシュし、引きこもりがちな生活にアクセントを加えるという観点から私は休職中の旅行を肯定的に見ています。


特に精神的な療養が必要な場合、自宅で閉じ籠ってばかりいると気分がますます塞ぎ込んでしまいます。誰ともコミュニケーションを取らないというのは精神の安定から見ても危険でしょう。外に出て新鮮な空気や経験を味わう旅行はいい刺激になると思います。


非日常を味わおう

休職すると毎日が単調な、起伏のない生活になってしまいます。そんな生活から救ってくれるのが旅行です。行ったことのない場所を訪れ、料理や史跡を楽しむというのは格別な経験です。非日常性を休職中の生活にプラスすることで生きがいが生まれます。


注意すべき点

肯定的に見ているとはいえ、病気のために休んでいる身であることは忘れてはいけません。海外旅行や長期にわたる旅行は止めた方がいいと思います。心が楽しんでいても、体に負担がかかっていることもあります。旅行で得られる精神的充足と旅行で費やす身体的、精神的エネルギーの二つを天秤にかけ後者が上回るような旅行はおすすめできません。


あくまでも療養となるべき旅行が推奨されるのであって、その視点を判断基準にするべきでしょう。またSNSの投稿で同僚から顰蹙を買うことがないよう十分情報の取り扱いには気をつけるべきでしょう。


無理のない範囲で活動範囲を広げることは治療にもつながるというのが私の結論です。もし周りに休職中の人がいれば、その人の調子を見ながら旅行や飲み会でもいいので外出できるイベントを作ってあげてください。きっと喜ぶと思いますよ。