水師営の別館

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【陣風賦】R2.3.30「現金給付が欲しい!」

友人とネット回線を使い話をすることがある。先日はコロナ禍に伴う自民党の経済対策が主なテーマだった。ある友人は「すでにお金を最低でも5万円くれる前提で家計をやりくりしている」と発言した。その場では安直すぎるよとたしなめられたが、現金給付されるかもしれないと期待を寄せている国民は多いはずだ。


▼しかし現実は所得制限や所得が急減した人に限定と一定の線引きをするため、その彼含め独身、若者、サラリーマンという属性の我々が貰えるかは不透明な状況だ。この他にも約5000万世帯のうち約1000万世帯を対象にする案など議論が定まっていない。


▼経済対策の第一の矢として現金給付を打ち出すことには賛成したい。明日の生活を保障し、個人の所得を保障するからである。時間給労働者が増えた現下の情勢では現金給付で当座の資金減を補う効果もある。一人あたり10万円との案があるが最低限欲しいラインだ。


▼しかし貯金に回るとの指摘もあり、商品券案も出ている。商品券案は一見貯蓄に回らず、消費に向かい良さそうに見えるが、生活保障という観点と商品券の印刷経費や日数、事務経費がかかるというデメリットがありスピード感に欠ける。今、求められているのはやはり現金だろう。


▼現金給付は世界各国で予定されており米国では大人は12万円、子供は5万円支給されるとのことである。リーマンショック以上の危機に際して果たして日本はどれだけ支給することができるのか。それ次第では一票の行く末は変わっていくと申し上げたい。