水師営の別館

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わたし、うつで休職します「家族に伝えて」

家族に休職を伝えた

休職から2か月が過ぎ、今は高校野球が始まったことから朝から晩まで野球三昧の日々です。近況はそんな感じですが、そろそろお盆の時期がやって来ます。このお盆前後には毎年実家に帰省していますが、今年はうつを患い、休職中という大きな状況の変化を抱えています。しかしその事についてこの最近まで両親に伝えていませんでした。


本来なら休職を開始した5月末から6月上旬には伝えるべきでしたが、その頃は心身ともに消耗し、冷静に事情を述べることができませんでした。また、何度か連絡する機会はあったものの時が経つにつれて言いづらくなり、いよいよ帰省前という段階まで黙ったままでいました。精神的なことで休職してしまうことへの言いづらさや負い目があったからです。


2か月遅れの報告

それでも帰省前に事実を伝えなければと思い、先日ついに電話をしました。平日の夕方に電話をしたので出たのは母親でした。まず最初の反応は、なぜこの時間帯に電話をかけてきたのかという驚きでした。働いているものだとこれまで思っていたから当然の驚きです。私は単刀直入に「会社を休職している」と告げ「うつで休職している」と説明しました。


ここでありがたいと思ったのは母親からなぜ休職してしまったのかとか何が原因で休職したのかについて詮索されなかったことです。概要はともかく詳細は直接会って話した方がいいからです。仕事や職場での負荷が重なり休んでしまったとだけ伝えました。ただ聞き役に徹してくれたことも話しやすかったです。しかし不安な様子は声からよく分かりました。


不安の解消にだけ努めた

詳細は帰省したときに伝えることにし、休職中何をしているかを中心に話しました。体調が優れないときは家でいることや週一で通院していること、友人とは会っており孤立はしていないことなど、置かれた環境が孤独ではないことを強調しました。また経済的な問題はないことも重ねて強調し、生きていることへの確かな信頼だけは得られるようにしました。


長く話しても辛くなり、会話にならなくなってもいけないので休職という事実と症状や日常生活の概要、そして孤立していないことを述べ、父親には帰宅次第伝えるようにしてもらいこちらからの電話は終了しました。夜、父親から電話はありその旨を理解してもらい、事情については後日帰宅したときでいいから、今はゆっくり休むようにと言われました。


もっと早く言えばよかった

両親からの反応は温かく、帰宅を待っているというものでした。働いているふりをして実家で過ごすより、正直である方が私としても心が楽になります。もちろん言ったところで怒られたり、批判されたりするという懸念は一切ありませんでしが、人情として言いづらかった、隠してしまったという気持ちがありました。でも伝えてよかったと思います。


この家族への告白は、親子関係や精神病への理解に左右するもので、これが正解というのはありません。しかし我が家の場合は優しく迎え入れてくれました。ある程度、私自身の言動から精神の不調を予期していたのかもしれません。一般的には家族は一番の味方です。きっかけは何であれ伝えることは重要なことであり立ち直りへの大きな一歩となりました。帰省で生活リズムも整えたいです。



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