水師営の別館

Twitterで呟ききれなかったことや最近気になったことを書くブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

20代からの早期リタイア計画「2018年を振り返って」

今年が終わる 人生の転換年となる2018年が終わろうとしています。大学を卒業し、労働者となったこの一年、特にこの9か月間は忘れられないものになりました。また新たな一年を迎えるにあたって去る年を振り返りたいと思います。 元々仕事に「やりがい」という…

【陣風賦】H30.12.24「少子化への諦念」

浮いた話が自分やその周囲で起きることなく今年も終わろうとしている。家と職場の往復、時々学生時代からの友人と飲み会という日々が続けばそりゃそうだろうと納得してしまうのだから仕方ない。そんな男女が増える一方だからなのか、今年の国内出生数が過去…

20代からの早期リタイア計画「早期リタイアと住居問題」

地図アプリで見た住宅地 地図を眺めることが好きな私は、暇なときスマホで航空地図を見ることがあります。あれこれ見る中で興味深く思うのが大規模な一戸建ての住宅地です。山を切り開いたり、区画整理したりした郊外の土地に住宅が密集する様子は一際目立つ…

20代からの早期リタイア計画「いくら貯まった?」

8か月が終了して 11月が終わり、今年も残すところあと1か月となりました。少しずつ街はクリスマスの装飾に色めき、年末独特の雰囲気が形づけられています。あっという間の8か月だったようにも思いますが、まだまだ約20年残っていると思うと果てしない…

20代からの早期リタイア計画「未来のない会社の飲み会」

先日の飲み会の思い出 この間、会社での飲み会がありました。公式的なものではなく、有志による飲み会でしたがそれはもう苦痛な3時間でした。当初「飲み会をしましょう」と誘われたかと思いきや、勝手に幹事役を押しつけられ、予約、案内、集金等々をやらさ…

【陣風賦】H30.11.25「大阪万博招致決定」

人は過去の成功体験を忘れられず、それを再び繰り返そうとすると言われる。世代論においてしばしば取り上げられることだ。時は流れ、価値観や環境も一変する中で同じ方法が成功するとは限らないにも関わらず固執してしまうのも人間の悲しい性なのかもしれな…

【陣風賦】H30.11.8「帰らぬ助っ人?」

今日のプロ野球人気を支えた要素の一つに助っ人外国人選手の貢献がある。今なおファンの間で往年の名選手、迷選手たちのプレーは語り草となっており、プロ野球談義を盛り上がらせる存在だ。結果こそ全てのプロスポーツの世界、長きにわたって活躍した外国人…

20代からの早期リタイア計画「早期リタイア向いてる人向かない人」

同期たちの言葉 先日、会社の同期たちと飲み会をしました。その席にて「普通の人」代表たる彼らに70歳定年が現実味を帯びていることをどう思うか尋ねました。すると全員がそれを肯定的に捉えていました。「することがないから働いた方がマシ」なんだとか。彼…

20代からの早期リタイア計画「何歳で辞めるか?」

私にとっての「仕事」とは 働き始めて半年が過ぎました。まだ半年程度しか経っていませんが、早期リタイアしたいという気持ちばかり高まりました。今年で勤続30年以上となる父からはなんとか頑張ってほしいと言われていますが、父のように働き続けることは十…

20代からの早期リタイア計画「こんな生涯現役社会は嫌だ!」

政治の新しい動き 関心の強い政策は何かという世論調査の設問にて「社会保障」は上位に名を連ねます。年金や医療、介護など自分や家族にとって身近な話題であり、不安という感情に密接した存在だからこその高い関心でしょう。しかし近年の少子高齢化は社会保…

【陣風賦】H30.10.6「3度目の登板」

先月の自民党総裁選で3選を果たした安倍首相は、6年前に2度目の総裁就任を目指した際、周囲から懸念を示されたという。仮に負ければ政治生命が完全に終了するという不安と、前回政権時の辞任劇の印象が残る中での勝算の低さを指摘されていたからだ。しか…

【陣風賦】H30.9.22「押し付け土産と私」

「これ配っといてね」この言葉を職場で言われるたびに私の心は虚無感に覆われる。そう職場での押し付け土産だ。私は拒否する術もなく無感情のまま「◯◯さんからのお土産です」と機械的に配り、土産の入った箱を解体して捨てるのである。平成も終わる今日この…

【陣風賦】H30.9.15「就活ルールの廃止論」

先日、経団連の中西会長が2021年大学卒業からの「就活ルール」の廃止を提案した。中西会長はあくまでも個人の意見としたが、財界トップから発せられたこの言葉は政界、大学、その他財界関係者を巻き込むものとなった。大学3年3月に説明会解禁、同4年6月…

遥かなるその日まで 「死ぬまで働くって幸せ?」

人生100年時代と言うけれど 日本人の平均寿命は伸びゆく一方であり今や人生80年どころか100年と言われています。我々若い世代の人生は今後の医療の発達を踏まえると、言葉通り1世紀近いものとなるでしょう。そしてやはり老後は自分達の祖父母や近しい年配者…

【陣風賦】H30.7.27「鳴り物応援の自粛」

先週末に行われた首位広島と2位巨人の3連戦は巨人の3連敗に終わった。自力優勝消滅という厳しい結果を突きつけられたが、とにかく実力がなかった。特に終盤での同じような失点を繰り返した中継ぎ陣の弱さが露呈した。この弱さを悔やんでも実力不足に尽き…

【陣風賦】H30.7.21「酷暑に思う」

猛暑というより酷暑だ。そう思わせる7月の暑さだ。各地で猛暑日の35℃を越す気温を記録し、亜熱帯の国・日本と言う他ない。屋外で仕事や活動をする人は日陰で適宜休憩し、水分と塩分の補給は欠かせない。そして室内でいる人はエアコンを使いこの高温多湿から…

【陣風賦】H30.7.13「若手社員と飲み会」

先日、Twitterにて「あなたは職場の飲み会は好きですか?」というアンケートを行った。その結果、3分の2近くが「嫌い」と回答した。何かと気を使う役割を負わされる若い世代がフォロワーに多いことを反映した数字であろう。この数字から分かるように「職場…

【陣風賦】H30.7.2

働き方改革関連法案が参議院本会議で可決された。安倍首相は本法案の成立を受け「70年ぶりの大改革」とコメントを残した。残業時間の上限設定や同一労働同一賃金に向けた取り組み強化などの規制強化を進めた一方で、野党から厳しい批判にさらされた「高度プ…

【陣風賦】H30.6.30

「働き方は人並みで十分」と考える新入社員が6割超という調査結果が公表された。そこそこ働きそこそこ稼ぎ、しっかり休みたいという気持ちの現れだと思うと当然の回答であろう。労働を取り巻く環境にシビアな目を向ける20代らしい考えだ。 ▼私も約3か月間…

「遥かなるその日まで」3/192

新しい連載ブログネタ 私はTwitterで「労働は25年で終わりにしようと考えています」と呟いた。もしそれが叶うなら私は40代で仕事から離れるということになる。そのために常に収支の把握を行い、当面は貯蓄を、しばらくしたら投資にも励みたいと考えている。 …

【陣風賦】H30.6.24

昨年度の国の税収が予想を上回り58兆円台後半になるという。税収三本柱となる所得税、消費税、法人税のいずれも2016年度を上回る予想だ。リーマンショック後30兆円台後半の税収に落ち込んだことを思うと、少しずつではあるが景気は改善へと向かっているのだ…

【陣風賦】H30.6.3

中曽根康弘元首相が先月27日に100歳の誕生日を迎えた。首相経験者で100歳を迎えるのは、終戦直後に就任した東久邇宮稔彦王以来2人目だ。政界引退後も生涯現役をモットーに、旺盛な活動を続ける「大勲位」の姿はまさに「人生100年時代」のあり方を考えさせら…

【陣風賦】H30.5.30 「やりがいのリスク」

社会現象にもなった人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の中でヒロインが述べた「やりがい搾取」は昨今の日本が抱える問題を指摘する言葉ではないだろうか。 ▼東京五輪を2年後に控え、五輪ボランティアについて検討が行われた。募集案があまりにも「ブラ…

【陣風賦】H30.5.27「不思議な世界の危機管理」

まさか彼女が… 国民的アイドルグループの人気メンバーに出たスキャンダルに多くのファンがそう感じたであろう。控え目で、大人しい性格という印象は一夜にして壊されてしまった。 ▼報道から1週間、世間を騒がせるかと思いきや、世間は日大アメフト問題に関…

コラムを書き始めます!

はじめに 日々の生き甲斐、楽しみを作るためにこれまで書いてきたブログよりも短い、いわばコラム的な文章をこまめに書くことにしました。1600字程度書いてきた従来のブログを仕上げるのは時間もかかり、ブログは放置した状態でした。これからはその半分以下…

サヨナラ、サヨナラ…

最も美しい言葉の一つ 戦前、巧みな弁舌を駆使し、世界を相手にした政治家がいた。その男は松岡洋右といい、彼は「国際連盟脱退」と「日独伊三国同盟締結」という日本外交史における重要人物の一人である。その彼は、国際連盟脱退の演説で「サヨナラ!」と言…

学歴フィルターという酷な現実

定期的にネットで話題になる話 先日、ある女学生のツイートがTwitterで話題になった。自身が所属する大学名で登録したアカウントで説明会に申し込もうとすると「満席」だったが、難関大の名前に変えて申し込むと「空席」だったという内容だ。毎年この時期に…

DAZNプロ野球中継参入と放映権

DAZNプロ野球11球団を配信へ スポーツ動画配信サービスを提供するDAZNは、2018年シーズンよりプロ野球11球団の試合を配信することを決定した。昨季までのDeNAと広島の2球団から11球団に拡充するため、この決定は大ニュースである。なお私のひいきチームであ…

問題の多い裁量労働制

裁量労働制という聞き慣れない言葉 政府は今国会で「働き方改革」を推進するための一連の法案を通そうとしている。史上初となる、時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金に向けた法整備などが盛り込まれているのだ。一方で、柔軟な働き方に対応するとして「…

自己責任社会への疑問

奨学金を返せない若者 大学生活を送る皆さんはお金をどのように工面しているだろうか。親が学費や生活費を出してくれる家もあるだろう。しかし、必ずしも親の援助で学生生活が成立していないのが現実だ。今や学生の半数以上が奨学金という名の借金をしており…