水師営の別館

Twitterで呟ききれなかったことや最近気になったことを書くブログです。

障害者雇用に向けての第一歩

就労移行支援を決める

8月に会社を退職し無職になってから半年以上が経過しました。1月に精神障害者などの障害者の就職支援を行ってくれる就労移行支援の事業所3箇所に見学に行き、体験利用を続けていました。(就労移行支援が何か分からない人は検索して調べてください)体験も何度か行い各事業所の特徴や持ち味が分かってきたところで3月末に一つこれからお世話になる就労移行支援を決定しました。


受講するプログラムの楽しさ、人数の多さ少なさ、スタッフのサポート、通いやすさ、昼食提供の有無、利用者の雰囲気などを考慮しました。主治医から「複数箇所体験利用して決めるとよい」と言われて検討していましたが、各事業所では個性や運営方針が異なってくるので一箇所に決め打ちするのではなく、比較することをオススメします。まずは週2回通うことから始めて徐々に生活習慣を整え、最終的には週5日終日通えるようにしたいです。


色々迷った結果…

退職してから半年の間、障害者雇用で働くか健常者として転職するか迷っていました。障害者雇用のメリットは業務量や労働時間の負担軽減、通院による休暇取得、業務内容が易しいなど働きやすさが考慮されている点です。確かに障害者雇用なのに仕事の負荷や難易度は健常者並みで残業ありという酷い企業もありますが、基本的には「合理的配慮」のもと障害者が働きやすいよう工夫がなされています。


健常者として転職活動をすれば給与や身分、賞与、昇給、退職金など経済的問題は解決しますが、残業、異動、転勤は普通にありますし、仕事の負荷も高く、障害を理由にしたパフォーマンスの低下が言い訳にならないという難しさがあります。これらを天秤にかけた結果、まずは障害者雇用で働こうと決意しました。会社員時代、実質1年2か月しか働いてないのでまずは長く働いたという実績が欲しいと思っています。


やりたくないこと、望まないことをまずは除外

これは学生時代の就活と一緒ですが自分が働く上でやりたくないこと、望まないことをまずは除外して再就職していこうと思います。もちろんここで大幅に選別してしまえば就活時の選択肢が狭まるので絶対に嫌なことだけ除きました。まずはやりたくないことですが飲食、小売、福祉、清掃、運送は除外しました。離職率が高く薄給で配慮が得られず激務であることからこれらは対象外にしました。


また望まないことは賞与や昇給のない求人です。生活するためにはお金が必要ですし、将来大きな買い物をしたり、結婚をするときに賞与なし年収も増えないでは大きな困難となるからです。あとは最低賃金スレスレの求人も避けます。これも最低賃金では生活できないし、生活保護貰う方がマシでは働く意味がないからです。前職の社員数が150人程度だったのでそれよりかは規模の大きい会社を目指すことにします。中小零細は障害者雇用のノウハウがないからです。


これだけは欲しい就職に望むこと

働く上での環境や経済的保障は大事な条件です。今の段階で希望する条件をまとめました
月給…200,000円以上
賞与…最低3か月
昇給…ありで3000円以上の定昇があればベスト
休日…年間休日120日以上
規模…なるべく大企業、500人以上がベスト
退職金…あればベスト
福利厚生…健常者も障害者も関係なくあればベスト


残業は少なめで有給は取りやすい会社がいいです。障害者雇用なので転勤とか出張、異動はないかなと思うのでこれはあまり考えていません。正社員か契約社員かも給料が保障されていれば就職時の立場は考慮しません。この条件が選べるよう私も体調を維持し、資格取得にもチャレンジしてみます。